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☆広島、行き当たりばったりの旅*福山市「禅と庭のミュージアム・神勝寺 その2」編

2016年10月に行った、広島の旅行記です

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広島、行き当たりばったりの旅*福山市「禅と庭のミュージアム・神勝寺」編



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神勝寺「五観堂」という茶房で頂いた『神勝寺うどん』
他では食べる事が出来ない(多分)、ユニークな作法があったので、ご紹介します

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僧侶が集まり、修行する場に欠かせない七種の建物
山門、仏殿、法堂、僧堂、庫裡(くり・住居または台所)、東司(とうす・便所)、浴室
七堂伽藍と言います
五観堂は、その庫裡にあたる建物です

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周りは緑に囲まれ、人工的なものですが、川が流れ、水車も回っている
そんな抜群のロケーション

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ここで頂ける「神勝寺うどん」は
臨済宗の修行僧(雲水)が、4と9の付く日の、昼食に食べることが許されるうどん
四九日の午前中には平生以上に丁寧な掃除を行い、剃髪をし風呂に入ることが許されています

質素な食事をしている僧侶にとって、うどんはご馳走なのですが
そこにも、細かいルールがあるのです

私も教えて貰いながら、同じ方法で頂きました

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お繕に乗っているのが、ネギや生姜などの薬味とたくあん
右側の器には、玉子焼きや茄子の煮浸しなどのおかず
そして手前に器が、大中小と3枚

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僧堂では「持鉢(じはつ)」と呼ばれる五枚組の器を使って三度の食事を頂きます
うどんを食べる時の使い方は、器の大きいものを左から順に並べます
箸も「雲水箸」という修行僧が使うものです。長く手で持つ部分が非常に太くできていて
箸置きなどは無く、細い部分を、テーブルに付かない様、外側に向けておきます

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一番大きい器:うどん出汁(平生はおかゆ又は麦飯)
二番目の器:おかず(平生は味噌汁)
三番目の器:たくあん(平生はおかずとたくあん)

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湯だめのうどん。桶がかなり大きくて驚きましたが
中身は少量

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うどんを食べきるとご飯が出てきます

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ご飯をうどんの出汁が残った、一番大きな器に入れ、出汁が残らない様に頂きます

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ご飯を食べ終わったら、その器にお茶を入れ
米一粒も残さない様、二番目の器に移します

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二番目のおかずの欠片を残さない様に、三番目の器に移し
最後に飲み干します

こうやって、米一粒もおかずの欠片も全く残す事無く、綺麗に食べ尽くすのがルールなんです

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なかなか面白い体験でした

因みに、このセットで1,000円
営業時間は11:00~14:30 です

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楽しい食事が終わり、再び境内をもう1つのユニークな場所に向かって歩きます

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総門の前にあった車道の上に架かっている歩道橋を渡り
反対側のエリアへ

そこにあったのが、世にも奇妙な建築物

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改修後の最大の目玉である
アートパビリオン「洸庭(こうてい)」

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京都造形芸術大院教授で彫刻家の名和晃平氏の設計した、高さ10メートル全長46メートルの船形のこけらぶきの建物

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まるで空に浮かんでいるかのように見える、18本の柱に支えられたパビリオンは、ノアの箱舟かはたまた宇宙船か

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まるで海の生物の様に、ニョキニョキと生えたオブジェと
作庭家の中根史郎氏による日本庭園
斬新なパビリオンと、意匠をこらした和の空間のコントラストが、とにかくクール

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スロープを渡って、パビリオンの内部へ
そこに待ち受けていたのは・・・

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まずは漆黒の闇
窓一つない内部で、暫く目を凝らしていると
やがて見えてくるのが、わずかな光が波打つ水面を映し出すインスタレーション
微かな光を目で追い、それを知覚する事で全感覚的な体験が出来、それこそが、禅の教えに通ずると考えられています

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再び歩道橋を、元来た道へと渡り
寺務所で入場料(?)を払い、今度はこちらの場所へ

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「浴室」
はい、お風呂です
先ほども書きましたが、七堂伽藍の1つです

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入り口でタオルを借り

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いざ、檜風呂へ

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暗い脱衣所から扉を開けると、そこに広がるのが・・・

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まるで鏡のように木々が水面に反射する美しい景観風呂
思わず歓声があがりました

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清らかな湯が滾々と木製の湯船を満たし、周囲の竹林の緑を映す美しい外湯
なんてなんて美しいことでしょう

しかも私以外誰も居ない
貸し切り状態

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贅沢
ここが旅館でも温泉場でもなく、寺だという事に改めて驚かされます

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誰も居ないので、男風呂の方も
許可を得て覗かせて頂きました

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こちらも風情があります
(湯船には入っていませんよ)

お湯はややぬるめでしたが、心の洗濯もでき、気分爽快

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最後は寺務所兼ミュージアムショップで買物をし

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神勝寺を後にしました

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いや~~~楽しい所でした
今度は紅葉の頃か桜の頃に、もう一度くる事が出来たら良いなあ


神勝寺 禅と庭のミュージアム


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