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☆千葉・市原湖畔美術館*「更級日記考―女性たちの、想像の部屋」

先日訪れた、千葉県・市原湖畔美術館での作品展のご紹介です

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更級日記考―女性たちの、想像の部屋

会期:2019年4月6日~7月15日
会場:市原湖畔美術館
住所:千葉県市原市不入75-1
開館時間:10:00~17:00(土と休前日9:30~19:00、日祝9:30~18:00)
休館日:月(祝日の場合は翌火)
観覧料:一般 800円 / 65歳以上、大学・高校生 600円 / 中学生以下無料

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古典日記文学『更級日記』に着想を得た、女性アーティスト12組による作品展

『更級日記』は、平安時代中期の日記文学
冒頭は、寛仁4(1020)年、著者の菅原孝標女が13歳のときから始まり
宮仕えや結婚を経て、夫との死別までの約40年の、女性の半生が歌とともに綴られています
今回の作品展は、その世界観を現代に置き換え、「日記」のおもしろさを伝えるもの

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参加作家は、碓井ゆい、UMMMI.、大矢真梨子、今日マチ子、荒神明香、鴻池朋子
五所純子、小林エリカ、髙田安規子・政子、光浦靖子、矢内原美邦、渡邉良重の12組

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鴻池朋子 「物語るテーブルランナー」
3.11の東日本大震災以降に、鴻池氏がライフワークとして継続してきた「物語るテーブルランナー」

参加者を募り、その人たちから話を伺い
その物語の印象的な場面をランチョンマット大の下絵に起こします
(それが最初の鉛筆画です)
更にそれを元に参加者に手芸で作品を制作して貰い、作り上げていくのだそうです

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五所純子 「ツンべルギアの発揮する夜」
2010年1月1日から、ブログで公開い始めた
日めくりカレンダーに、女性誌のコラージュをした、手書き日記

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今日マチ子「センネン画報」
デビュー作「センネン画報」の原画
こちらも、彼女がブログで綴った1ページ漫画

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U MMMI. 「ROSE CITY」
愛・ジェンダー・個人史と社会を主なテーマに、映像作品を中心に制作しておられて
今回は、遠距離恋愛のカップルの日記的コミュニケーションを描いている

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荒神明香 「toi,toi,toi」
夜な夜な収拾した事故車のガラスの破片をシャンデリアに再生した作品

企画展示室1には、これらの女性らしい作品がありました

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コンクリート製の冷たい壁で囲まれた展示室ですが
複雑な角度の着いた壁が、とてもユニーク

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吹き抜けからは、地下の展示作品が見えるようになっていました

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1階の企画展示室2にも
とても面白い作品が、揃っていました
特に私が気に入った作品が

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髙田安規子・政子 「Four Seasons Plates」「A Flowering Handerchief」
「Turning of the seasons」「Leaves」「In The Wardrobe」

刺繍を施した作品を組み合わせたインスタレーション
身近なものに手を加えることで、モノの大きさの尺度、時間の認識に問いを投げかける作品を発表されています

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とてもユニークで、何時間でも観ていられそうな、そんな不思議な力を持っている作品たちでした

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碓井ゆい 「empty names」
フランスの香水「MITSOUKO」に着想を得て、自己と他者の関係をテーマに制作したもの

地下に降りて

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渡邉良重 「わたしがそれらにかえたもの」
展覧会広報物のグラフィック制作を担当するされた方で
作品は、自身がこれまで大切に集めていた身の回りの品々を用いて作られたもの

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光浦靖子による、長年のあいだコツコツと制作を続けている手芸作品

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あのお笑い芸人光浦さんの可愛い作品
「男子がもらって困るブローチ集」「子供がもらって、そうでもないブローチ集」など

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配色の美しさ、発想のユニ-クさに、さすがと言いたくなりますね

今回の作品展の作品は、これが全てではありません
まだご紹介し切れていない物もあるので、ぜひ観に行って下さい

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最後は、地下ホールにある作品
クワクボリョウタ Lost Windows/2013
小さな窓枠と枝を、壁に投影することで、あたかもそこに窓が存在するかのように見える作品

この充実っぷりで800円というお値段は、かなりお得な美術館
アクセスがイマイチですが、お散歩がてら行って欲しいですね

さて、お腹が空いたので、美術館に隣接しているレストランでランチです


to be continue・・・


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